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■復活の地
投稿者 bois : 2005年01月09日 | [EDIT]
一見して非常に地味な小説。一言で言えば、地震戦争政治的SF小説。なんだそれ。
内政を中心に物語が進むにつれ、様々な事件が起き、それを驚異的に解決していく様をみるのは非常に心地がよい。
1巻を読み終える頃には、同時多発的に起きる事件の緻密な描写、それを解決する方法の描写、そして徐々に生き生きと動き回る人物像に目が離せなくなる。
これは、秋山瑞人著のE.G.コンバットを読んだときと似た快感がある。秋山氏の文章は勢いに任せた非常に活力のあるものだが、対する小川氏は、きめ細やかな描写と徹底した数値による説得力ある文章が特徴であるように思う。
理屈はどうあれ、これは久しぶりに読書欲を充足するに余りある、面白いSF小説であったように思う。
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» 「復活の地」小川一水 / 都市復興を描く、新感覚SF from 辻斬り書評
明確な哲学や経済観念のもと、効率的に機能する組織を構築して共同体を運営する。
というとなにやら企業論のようだが、これは国家経営に通ずる命題でもある。
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