原発や放射能の話ででてくるベクレルをシーベルトに変換する

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3/11に起きた東北関東大震災から、はや10日以上が経過しました。

今現在のもっぱらの関心事は、放射能レベル。これが食品やらなんやら、最終的には水道水まで汚染することを考えなければならない事態となりました。

その基準値ですが、暫定基準値ということで先日急遽発表されました。値は、ヨウ素131が300ベクレル/リットル、セシウム137が200ベクレル/リットルです。

http://www.who.int/water_sanitation_health/dwq/GDW9rev1and2.pdf

この203ページによれば、平常時におけるWHOのガイドラインレベルは、ヨウ素131もセシウム137もともに10ベクレル/リットルのようです。
ですから今回発表された値はWHOのそれぞれ30倍、20倍も高い事になります。

ただし、事故後1年間は緊急時のガイドラインが適用されるということで、

http://www.codexalimentarius.net/web/more_info.jsp?id_sta=17

この33ページ以降辺りを見ると、ヨウ素131が100ベクレル/キログラム、セシウム137が1000ベクレル/キログラムということらしいです。

素人にはさっぱり分からないのですが、半減期が30年と長いセシウム137の基準値の方が10倍も上に設定されているというのが理解出来ません。

ちなみにWHOの東京水道局が平常時に調査の基準としている飲料水水質ガイドラインは こちら

 

そもそも「シーベルト」という単位を初めて聞いたのに、そこにさらに「ベクレル」が加わって、謎が謎を呼ぶ感じになってしまいました。

ということで、ベクレルをシーベルトに換算する物を作ってみました。

放射性物質 ベクレル値 経口摂取時 吸入時
ヨウ素131 ベクレル 0.000 0.000
セシウム137 ベクレル 0.000 0.000
合計 ---- 0.000 0.000

(計算結果の単位はマイクロシーベルト)

計算式については適当にググってそれっぽいのを突っ込んだだけなので、あくまで目安としてください。確かさを求める場合は各自調べて自分で納得のいく説を信じてください。
ベクレル×核種別換算係数×10-8=シーベルト を使い、換算係数はヨウ素が2.2、0.74、セシウムが1.3、3.9としてあります。

初期値として入っている値は、東京都新宿区で1平方メートルあたりに検出された放射性降下物の値です(文部科学省22日発表、朝日新聞報道)。
吸入時の方が被曝量が高くなるそうなので、気になる方は花粉症でなくてもマスクをしたほうが良いかもしれませんね。もはや国が安全と言う基準が信用出来なくなっているので、それぞれが自分の信じる値を見つけるしかないのかもしれないですね…。

間違いがあれば教えてください。また、今の所ブラウザはGoogleChromeとIE8でしか動作を確認していませんのでご了承ください。

※3/23 2:31 ヨウ素131の吸入時換算係数を修正しました。

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ベクレル シーベルト 変換 - ベクレル シーベルト 変換 (2011年3月25日 07:15)

「ベクレル シーベルト 変換」に関する情報を載せています。 続きを読む

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セシウムは半減期が長い、つまり一定時間あたりに放射する放射線量が少なく、体内にとどまらずに排出されやすいため、実際には同じベクレル値であれば体内に留まり易いヨウ素131のほうが問題(なのでSvに換算する換算係数も大きい)となります。

10倍の設定値が適当かどうかはまた別の問題として、「半減期の長さ=危険度」と一概に言えない事は理解しておく必要があります。

TiltleGirl
illustration:壬生夏生

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このページは、boisが2011年3月22日 19:52に書いたブログ記事です。

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