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〜2000年2月日記に掲載
地球時刻
「あーあ、一日が26時間だったらいいのになぁー」
今日もすがすがしい一日の始まり。くぅーーっと背伸びをして庭でひなたぼっこをしている猫さんに朝の挨拶をする。そして、U君がやってくる。いつもと同じ時間、いつもと同じように。
「おはよう。またそんなこと言ってるの? 残念だけど、一日はどうやったって28時間なんだよ。」
ほらね、いつもと同じ、そんな台詞。
「だけど、人間の体は26時間サイクルで出来てるっていうじゃない。」
これも、いつもと同じ。私はウキウキしながらU君との会話を楽しむ。
「そうかもしれないけど、一日は28時間、1年は312日って決まってるんだよ。」
そんな決まり事なんか、私は知らない。
だって、私は1日がもっと短かったら、こんなに朝早く目が覚めてしまうことなんてないと思うから。
U君は丸くなっている猫さんを抱き上げると、ふいっと私の頭に猫さんを乗っける。
「まぁ、昔はもっと短かったらしいけれどね」
あれ?いつもと違う台詞。
「ホント!?」
いつもだったらU君は、何も言わずにアルバイトの牛乳配達に行ってしまうのに…。
「うん、本当だよ。地球の自転がもっと速かったときにね。お昼とか、今よりずっと涼しくて、夜は今よりずっと暖かかったんだって。」
物知りなU君……ぽーーーっ……すごいですぅ、U君、かっこいいですぅ!!
「すごいっ、すごいっ!!」
私はU君に飛びついてU君の胸にすりすりした。
「ちょ、ちょっと〜、Pちゃん、やめてよ」
照れながら笑うU君……かわいいですぅ!!
「それじゃ、僕はバイトがあるから。行って来ます」
「行ってらっしゃい〜ですぅ」
あぁ、まるでかっこいい旦那様を見送るかわいいお嫁さんみたいですぅ…。
そして、私はまた明日、そのU君と会うために今から寝るのですぅ。
おやすみなさい…ですぅ。
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